「三送会」とは、高校生の息子の柔道部の三年生を送る会のことです。
それが先日あって、一、二年生が余興をやったり、先生のモノマネをやったり、大いに盛り上がったらしいです。
そして最後は先生も生徒もみんなで号泣したらしいです。
息子は小4から、目白警察署の柔道でお世話になり、中学は部活で柔道がなかったので、講道館でお世話になってきたのですが、出席は任意だったので、行きたくなければ行かなくてもいい形で、息子はゆるくやっていました。
ですので部活動というのは高校が初めてだったので、続くかなぁ~、続くとしたら部員や先生次第だろうと思っていました。
そしたらありがたいことに先生、先輩、後輩、良い方ばかりで、月に2回くらいしか休みがないのに楽しくやっています。
先生がおっしゃるには、先日の大会で、試合に負けて、うなだれたり、泣いたりしている生徒を、他校の先生が見ていて、良い生徒に育てましたねとお褒めの言葉を頂いたそうです。
実力的には、東京の高校柔道は修徳高校(息子は修徳にも受かったのですが、強すぎる、部員が多すぎる、家から遠すぎる、ということで辞退しましたが、正解だったと思います)、国士舘高校など、不動の強豪がいるので、なかなかそこを抜くのは難しいのですが、「打倒!修徳!」が先生の目標なので、最近実力もついてきて、良い時は上から5番目位の位置にはつけるようになってきたようです。
しかし息子の柔道部はいい子ばかりだからなのか、メンタルが弱いのが難点。
先日の団体戦の試合でも、それが露呈することに。
ちょっと汚くて、可哀想でもある話なのですが、柔道の危険性とメンタルの弱さを知ってもらうために書きます。
試合で息子の高校の選手が絞め技を使ったのですが、これは明らかに審判が悪いと思うのですが、本来なら落ちる(気絶)前に審判が止めなければいけないのですが、そのまま続行させ、対戦相手が落ちてしまったのです。
そうしたら相手の子は痙攣と同時に漏らしてしまったのです。
大きい方を。
これは落ちた子も可愛そうですし、落としてしまった子も自己嫌悪になってしまいます。
その後、もちろん畳も清掃消毒して、試合も再開されたのですが、息子の高校の選手たちは、畳の汚れたところを気にして、全く集中できず、変にその場所を避けるような試合展開をして、その後の団体戦は全敗だったそうです。
本来、落ちた選手は、その日のその後の試合には出れないはずなのですが、出ていました。
メンタル、最強ですね。
親としてはただ大きな怪我だけはせずに、仲間と楽しくやってくれればいいとの心持ちで、毎朝送り出しています。
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